マスカレードホテル
●あらすじ
東京で、不可解な連続殺人事件が発生した。いずれの事件においても謎の暗号が残され、殺害方法はそれぞれ異なっていた。
警視庁は、暗号のを解読し、次に事件が発生する場所は、都内の高級ホテル、「コルテシア東京」だと判明した。
警視庁の敏腕刑事、新田はホテルマンに扮装して捜査を開始。ホテル業務をこなしつつ、事件解読に奔走する。
●感想
面白い点は3点。
1点目は、言わずもがな重厚なストーリー展開。ホテルに来る客全員が犯人であるという可能性があり、彼らが起こすアクション全てに意識が持って行かれる。
2点目は、頻繁に利用しない高級ホテルを舞台にしていることで、非日常感を味わうことができる点。
3点目は、新田がホテルマンとして成長していく姿を見ることができる点。序盤こそぶっきらぼうな様相だが、徐々に板に付いて行き、客の1人である栗原からはホテルマンだと疑われないまでに成長した。
以上の点が非常に面白く、序盤から終盤までハラハラドキドキしっぱなしの作品である。